日本酒の賞味期限はいつ?種類や開封前後による違いを紹介!

日本酒の賞味期限はいつ?

日本酒を人からお土産でもらったり、自分で買ったりすると思います。
しかし、日本酒のラベルを見ても賞味期限が書かれておらず、「いつまでに飲み切ればいいの?」と思う方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんな日本酒の賞味期限について、純米吟醸や醸造酒などの種類での違いと、開封前後による違いについて紹介していきます!

日本酒に賞味期限が書かれていない理由

冒頭でも触れたように、日本酒には賞味期限が存在しません。

賞味期限の記載がない理由は、「日本酒は長期保存が可能なため」です。
というのも、日本酒に含まれるアルコール成分が殺菌効果を持っており、腐敗が進みにくいからです。

そのため、日本酒だけでなく焼酎やワインなどのアルコール飲料全般には、賞味期限の記載義務がありません。
賞味期限の義務がない一方で、製造年月日の記載が義務付けられているのです。

食品表示法に記載されている賞味期限について

実際に、日本の法律上でも日本酒はに賞味期限の表記は不要と記載されています。

酒類については、「保存の方法」、「消費期限又は賞味期限」、「栄養成分(たんぱく 質、脂質、炭水化物及びナトリウム)の量及び熱量」※の表示を省略することができま す。ただし、これらの事項を表示する場合には、食品表示基準に沿った表示を行う必 要があります。(食品表示基準第3条第3項)

食品表示法における酒類の表示 のQ&A | 国税庁

そもそも、食品表示法において賞味期限は、「品質が急速に劣化する商品について表記するもの」です。
長期保存が可能な日本酒などの酒類は品質が急速に劣化しないため、表記が不要と言えます。

世界基準でも日本酒に賞味期限の表記は不要

世界保健機関(WHO)と、 国連食糧農業機関(FAO)が合同で規格したCODEXという食品規格にも、以下の記載があります。

アルコール10%以上の食品は、賞味期限の表示を必要としない

CODEX(コーデックス)

日本酒のアルコール度数は、平均で見ても14%程度あります。
そのため、一部の特殊な製法で作られた日本酒を除き、世界的な基準で見ても賞味期限は記載の必要がないのです。

日本酒の開封前後による賞味期限の違い

日本酒の開封前後による賞味期限の違い

上述したように、日本酒には賞味期限の記載がありませんが、開封前後によって、美味しく飲める期間には違いがあります。

以下では、日本酒の開封前と開封後による、味の違いについて紹介していきます。

日本酒の開封前の賞味期限

結論から述べると、開封前の日本酒を一番おいしく飲むのは「製造されてから1年以内」です。
賞味期限の記載もなく、数年たっても美味しく飲むことは可能ですが、やはり一番おいしく飲むには1年以内に開封するのが良いでしょう。

というのも、日本酒は米を原材料として作られているため、基本的に製造・出荷は年に1回になります。(大手酒造メーカーは除きます。)
そのため、新米で作った出来立ての日本酒を飲むことをお勧めします。

また、日本酒の中でも火入れを行わない「生貯蔵酒」などは、加熱処理を行わない分、劣化も激しいため半年以内をめどに飲むのが良いでしょう。

日本酒の開封後の賞味期限

一度開封した日本酒は、「2、3日以内」には飲み切ることをお勧めします。

開封後は、空気に触れることで味がどんどん落ちていきます。
一日二日ではそこまで変化はありませんが、1週間たつとかなり変化が出てきてしまいます。
特に生貯蔵酒などは、開封後の変化も早いため、早めに飲み切るようにしてください。

もし飲み切れず、味も劣化してきた場合は、調理酒に使用するのも良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
今回は、日本酒の賞味期限について紹介してきました。

結論として、日本酒の賞味期限はありませんが、美味しく飲むための期間は存在します。

  • 開封前であれば1年以内
  • 開封後は2・3日以内

日本酒の長く保存する方法については、別の記事でも紹介しているので、併せて参考にしてみてください!